セブンアンドワイは楽しい~音楽と本~
私は本と音楽が好きだ。
昔は、レコードショップと本屋さんは別々だった。でも、最近は、けっこうどこでもセットになっている。
私の住んでいる地方では、最近はかなりマシになってきたものの、やはり都会と比べると、数は少ない。
だから、私はネットショップの便利さを、あっさり受け入れた口である。
怠け者といわれようとも。やっぱり自分の好きな本やCDは実際に足を運ばなくては!というアナログの良さを好む意見もよくわかるのだが、結局便利なことに感謝している。
それに私がネットショップ、特に「7&Y」にハマッた理由は便利さだけではないのだ。
まずは検索のしやすさ。そしてサイトの明るい色彩。スッキリとしたレイアウト。長い間見ていても、楽ちんなのだ。
検索でヒットした時の画面も、画像と商品説明と、買った人のコメントがわかりやすく入っている。
また、「みんなの書店」の存在も大きい。
私はやっぱりイエローモンキーに関する書籍をメインに紹介しているが、これを見て買ってくれる人が時々いる。
それがすごく嬉しい。
まめに更新してるわけではないけれど、自分と同じように彼らに興味を持っている人たちがいると思うと、ほんとに嬉しくなる。
今回、吉井和哉氏の自伝が出たので、ここでも紹介します。
私はもともと、母子家庭、でも母方の祖母がいる、そしてひとりっこ。吉井氏もそう。
そんなとこで彼に親近感を覚えたりもしたのですが、この自伝を読むと、やっぱり人それぞれ、子ども時代の寂しさの感情が、大人になってから恋人とかに表出する場合、いろんな形があるんだな、と思いました。
そして、母と恋人(父と恋人という場合もあり)は、よく似ていたり。
「血」ということを、吉井氏はよく言うけれど、ほんとに血というものは、どうにも切り離せず、脈々と受け継みがれ、それが時に鬱陶しく、しかしとても愛しいんだよな・・・なんて思いながら読みました。
吉井氏のファンにとっては、知りたくなかった事実と感じる内容もあるかもしれませんが、そうとわかって、全部表に出した彼は、やはりアーティストとして人として、私は魅力を感じます。
女癖悪いけど(笑)、その人間くささが彼の、そしてイエローモンキーというバンドのメンバーの魅力だと思っています。このバンドを、それを作った吉井和哉を、やっぱり私は大好きなのです。
ファンとしては、とてもとても興味がある反面、少し読むのが恐かった作品。新しいアルバムが出た時の、ワクワ ク感とはちがう、吉井和哉という人の、記憶のアルバムにアクセスする恐さ。
でも、イエローモンキーが解散し、4年という歳月を経た今だからこそ、この作品を読めた気がする。読んでよかっ たと思える。
誰にとっても、自分を生んでくれた「母親」という存在は偉大で、でも不思議でもあり、複雑だったりもする。
吉井氏にとって、母親、そして家族は作品を作る上でもキーワードである。
「Father」「人生の終わり」「雨雲」という家族を歌った一連の作品についても、渋谷陽一氏の鋭い切り口のインタ ビューから、より深く理解できる。コアなファンにとってはアルバム新作同様、見逃せない一作。
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